トニーブザン公認マインドマップインストラクターである窪田克彦先生から、2017年5月にマインドマップを学んで、ちょうど丸1年が経ちました。すっかり私の生活に溶け込んでいて「まだ1年しか経っていないの??」と驚きです。マインドマップをどう使ったのか、何ができたのか、振り返りながら、マインドマップの使い方と効果を感じた5つの出来事を紹介します。
No.1 大きな決断ができた!
マインドマップ使い道:セルフカウンセリング
2017年10月に、引っ越ししました。この引っ越しは、マインドマップがなければ、決断できていなかったと思います。不要不急の引っ越しをするかどうか迷い、合計3枚のマインドマップを描いた末に引っ越しすると決断できました。この1年間で、1つのテーマを決断するために、3枚もマインドマップを描いたのは、唯一引っ越しだけでした。
マインドマップを書く時間に、自分の本当の希望を見出したり、迷ったり悩んだり、整理したりできたのです。勇気もお金も必要な決断でした。今は、決断できたことが、誇りに思えますし、全く後悔していません。むしろ、引っ越しを決断できたことによって、様々な変化と動きが出てきて、ワクワクが増しています。
大きな決断をする時、マインドマップを描くことで、自分の悩みや葛藤を吐き出すことができます。マインドマップに描き出して、可視化して、気づきがあって、行動を変えて、また悩んで、描いて、気づいて・・・決断する、ことができます。だからこそ「マインドマップは人生を変えるツールだ」と言われるのだと、実感しました。
No.2 夢を実現!著者になれた
マインドマップの使い道:本の企画や目次づくり
引っ越しを決断&実行出来たことで、自分の中の大きな山が動きました。2017年12月に、kindle出版を果たし、長年の夢だった著者になることができました。すんなり出版に漕ぎつけた訳ではなく、書きたいけど書けない、自分の中の抵抗や葛藤と向き合うことも、マインドマップが助けてくれました。第1作の「引っ越しで人生を変える」のアイディア、引っ越しというテーマで本を書こうと思えたのも、マインドマップから発想力をもらいました。
マインドマップは、悩みや葛藤を視覚化して整理してくれます。そして、アイディアが湧き、発想力がアップしました。
No.3 読書記録マインドマップ
マインドマップの使い道:読んだ本を咀嚼する
読書が好きですが、忘れっぽい私は、読んでもすぐ内容を忘れてしまいます。それではもったいないと、読書感想文をマインドマップで描き始めたのがきっかけでした。2016年春に受けたフォトリーディング・ホームスタディ講座でも「読書して、マインドマップを描く」というワークがありました。読書でインプットして、マインドマップでアウトプットする、私にとってはどちらも楽しい時間です。読んだ本を忘れても、描いたマインドマップを見直せば、内容を思い出すことが出来ます。
読書記録マインドマップが、ブログを始めるきっかけになりました。そして、ブログに読書記録マインドマップを載せると、本を書いた著者さんに喜んでいただくことができました。書評ブロガーさんは多数いらっしゃいますが、マインドマッパーは珍しく、著者の方にとっても視覚的でインパクトがあるようでした。和田裕美さんのスタッフさんや、中村眞樹子さんからは、丁寧なメッセージを頂いて、私のほうが感激したのです。
ご紹介した記事はこちらです。
読書記録マインドマップ「なんでそうなの 札幌のカラス」中村眞樹子さん
No.4 マインドマップをプレゼント!
マインドマップの使い道:ギフトにした
著者さんに喜んでいただいたことで「マインドマップは、自分で使うだけではなく、相手に差し上げると喜ばれるのかも?」と思いました。じっくりお話しできた相手の方に、感想や話のまとめを書いて、後でマインドマップを描いて、プレゼントしました。
講座を企画された方に、講座の予習マインドマップを描いてお見せしたこともありました。マインドマップモニター体験企画も、プレゼントの発想でした。
No.5 アイディアが湧く&切り替えが早くなる
マインドマップの使い道:発想と転換
マインドマップを描くと、描いたテーマはすぐに忘れてしまいます。マインドマップが覚えていてくれるという安心感があり、記憶する必要もありません。これがとても快適で、描いて捨てることで、どんどん次のアイディアが湧いてきます。
例えば、今日あるテーマでマインドマップを描いたとします。1週間後に同じテーマでマインドマップを描いたら、きっと全然違うものになるでしょう。だから「今日出したアイディアは、捨てても大丈夫」「次はもっと面白いマインドマップが描けそう!」と思えるのです。
実は、今年の始め、ある出版のアイディアが浮かんだのですが、商標の問題などから断念することにしました。1冊の本のアイディアや、書き始めた原稿をボツにするのですから、残念ではあったのですが、「さ、次作をマインドマップで考えよう!」と思えたのでした。この切り替えには、周りがビックリ。

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今湧いたアイディアを放置すると、次のアイディアにかき消されてしまうので、すぐに実現させてしまいたい!と思うのです。マインドマップのおかげで、実行力もついてきたかな?
マインドマップ面白そう!と思った方は、こちらの本が分かりやすいです。
窪田先生に習った、マインドマップの描き方のコツは、こちらです。
色ペンを使わなくても、大きな紙を用意しなくても、手帳の隅にちょこっとマインドマップでメモを取ることから始めてみても大丈夫です。気軽に描くこと、楽しむこと、がマインドマップ上達と継続の早道。私にとっては、自分と向き合う静かな楽しい時間になっています。