ライターではない素人が、費用ゼロで電子書籍をつくり、印税収入を得ています。目次→仲間→表紙の3ステップです。
電子書籍で印税を得るメリットとは?
あなたの言葉を、お金(=印税)に変えることができます。この記事では「デジタル文字情報を有料で販売すること」全般を、「電子書籍」として呼ぶことにします。
電子書籍のメリット
電子書籍は、ほぼゼロ円で作れる
販売・輸送コストも低いので、印税の割合が多い
紙の本をつくるには、紙代や印刷代、校正や編集、輸送など費用が最低でも数百万円かかります。それゆえ、商業出版であれば素人が参入するには高い壁があり、自費出版は多額の費用がかかり、印税をもらうどころか、自腹で持ち出しとなる可能性も高いです。電子書籍は、電気代と通信費だけで製作できるので、コストが低く、印税を得ることができます。
電子書籍で印税を得るには、どんな種類があるの?
ボリュームが多ければ「本」として、ボリュームが少ないものは「有料記事」として販売します。たとえば、Amazonの電子書籍であるkindle、楽天の電子書籍は楽天cobo。ブログ形式の有料記事(noteやameblo)、有料PDFを販売するe-bookとして販売し、印税を得ることもできます。有料メルマガとして月額課金して印税を得ることもできます。電子書籍の売上-手数料と経費=収入(印税)です。
印税のつくり方:かんたん3ステップ
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1目次をつくる
売れる電子書籍には、どちらかの要素が入っています。
たとえば、有名料理ブロガーさんの記事には、「日常生活の面白い話」と「美味しいレシピ」の両方入っていますよね。話で気持ちが動かされ、レシピが便利で役に立つから、人気があり、売れるので、印税収入が増えます。
お料理上手じゃなくても大丈夫。電子書籍のために新たなネタを探すのではなく、自分の悩んだことや、日常生活のすべてが執筆のタネです。もし、とんでもなく不味い料理ができたら「ぐちゃぐちゃの失敗作写真」「絶対つくってはいけない禁断のレシピ」でダブルで笑いをとれるので、売り上げがあがり、印税につながるでしょう。
目次の組み立て方は「授業のノート」です。学校の授業を聞いて取ったノートを、友達に貸したら喜ばれますよね?授業の流れ、ポイント、教科書の参考部分などを、コンパクトにまとめるように作ると、分かりやすい記事が出来上がります。
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2仲間を集める
個人が電子書籍をつくるときは、出版社がつきません。出版社が入らないので、印税割合が増えます。
出版社の代わりに、企画・編集・構成・出版・販売促進に協力してくれる、仲間を集めます。仲間がいると、モチベーションがあがり、筆も進みますし、内容もブラッシュアップされます。仲間は、家族でも友達でもOKです。
仲間とリアルタイムで進行状況を共有できるように、原稿をクラウドファイルで書くことが、おススメです。グーグルドキュメントや、ワンドライブのオンラインワードも、無料で使いやすいです。
電子書籍の出版後も、仲間の存在が大事です。お互いにレビューを書きあったり、販売促進の情報交換をします。無名の著者が、電子書籍で印税収入を得るためには、仲間の存在が不可欠です。
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3書く
目次に沿って、書き足すだけです。100文字でも有料記事になります。便利なのは、スマホの音声入力です。書きたいことをバーーーーっと喋り、あとでPCやスマホで手直しすれば、あっという間に原稿完成です。
ポイント
表紙をつけると「商品」になります。私は、無料で色々なサイズのアイキャッチが作れる「canva」を活用しています。
電子書籍をどこで売るか
文字を有料で販売する場所は、2タイプあります。
ショッピングモール型
特徴:たくさんの人が来る、ファンとのコミュニケーション少ない。例:amazon、楽天個人商店型
特徴:規模は小さいけれど、ファンとのコミュニケーションが濃い、距離が近い。例:ameblo、note販売場所はとても重要です。数多くありますので、選び方をご紹介します。
販売場所の選び方
- どんなお客様が集まっているか?(全体の人数、性別、年代、興味関心)
- 決済方法は?(クレジットカードの種類、コンビニ払いの有無)
- 初期費用と手数料は?(費用が少ないほど、印税が増える)
- 読者とのコミュニケーションの必要性
有料noteという選択もあるのですが正直おすすめしません。理由は、
・Amazonのドメイン規模と集客力
・Kindleを買ったことのある人と、有料noteを買ったことのある人ではどちらが多いでしょう?
noteで売れている作家さんは、他の媒体(ブログや紙の書籍)で執筆してファンを獲得し、簡易な決済手段としてnoteを選んでいます。たとえば、占いのしいたけさん、はぁちゅうさん、イケハヤさん、クロネさんなどなど・・・。無名の著者が、いきなりnoteで記事を売っても、売上がたちません。なので、集客力が圧倒的なAmazonの力を借りるのがベストです。
執筆のペース
2人の子供を育てながら、フルタイム勤務の傍ら、キンドルを執筆していたときのグラフです。33861字の電子書籍を完成させるのに、約2ヶ月かかりました。書くことに集中したのは、最後の1ヶ月です。1週間で集中して書き上げる友人もいます。書くのに時間はかかりますが、電子書籍が出来上がれば、半永久的に「印税」が入ります。執筆時間は、投資なのです。
まとめ:電子書籍で印税収入をつくる
1冊の電子書籍が、死ぬまで印税を運んできてくれます。
出版冊数が増えるほど、売り上げが上がり、印税収入が増えます。
私は現役公務員時代に、Amazonのキンドルで2冊出版しました。その後、BASEにて1冊を電子出版し、印税収入を得ています。
※2020.6月の印税収入は、13,261円でした。年間の不労所得が10万円以上です。
今は、電子書籍をつくる講座を開いたり、著者が集まるオンライングループを運営しており、副業で電子書籍を作りたい方への個別コーチングなども行っています。
そんな私が、Kindle出版の方法を学んだのが、こちらの2冊です。
2冊あわせて880円で、一生不労所得を運んでくれるノウハウが学べますので、破格の「投資」でした。 もし、読書が好きな方でしたら、Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)という、読み放題サービスに加入されると、さらにお得です。他の著者さんの本から「こういう表紙がいいな」「こんな書き方があるのか」「奥付はここをお手本にしよう」などと、情報収集できます。
※Kindleを読むのは、スマホ・タブレット・PCがあればOK。専用端末は必要ありません。