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100均でエンディングノートを作り、家族に渡しました

投稿日:2018年11月28日 更新日:

100均で家族に遺言しよう

自分が死んだら、家族に何を伝えたいですか?家族に遺すメッセージは、100均で用意できますよ、というお話です。財産分与など、法的効果はありません。感謝、愛情、これからどうやって生きて欲しいなど、あなたの気持ちを伝えるツールとしての遺言です。

エンディングノートとは「引継書」のようなものです。

私が事故や病気で意思表示できなくなったら、こうして欲しい
介護や終末期の医療は、こうして欲しい
葬儀など死後のセレモニーはこうして欲しい
遺骨・所持品などはこうして欲しい

こんなことを遺される人に伝えるのが「引継書」であるエンディングノートです。100均で買ったノートや便箋に書いて、家族に分かるように保管します。

 

市販のエンディングノートの弱点とリスク

市販のエンディングノートを10年以上使っています。家族へのメッセージはぜひ残したいので、夫、子供たち、親と妹あての手紙を書いて、エンディングノートに入れました。「今までありがとうとか、大好きだよとか、あなたにはこんな長所があるから、ぜひ活かしてね」という内容です。

ただ、弟が亡くなった時のことを思い出すと、私が家族あてに残す手紙が、死後ちゃんと読まれるか・・・と不安になりました。亡き弟は、自殺する前に、家族あてに遺書を書いてくれました。「ありがとうとか、家族仲良くね」という内容でした。死後10年以上、大切に保管していますが、いまだにこの遺書を手にとってじっくり読もうという気持ちになれません。直筆で、生々しくて、死別の悲しみが蘇るようで、直視できないのです。葬儀や法要のとき、親が読みあげてくれましたが、自分で手に取る勇気はありませんでした。読んでくれた内容も、一部を記憶しているだけで、全文を受け止めることができていません。弟の手紙はいつか読もう、でも今は見ることができない、そんな状態が10年以上続いているのです。

今、メッセージを渡しても良いんじゃない?

死後、家族に伝えたいことならば、生前に読んでもらったほうが、相手に届くんじゃない?と思いました。特に、私が伝えたいことは、夫や子供たちの長所です。「ここはあなたのチャームポイントだから、素敵だと思っているよ、ぜひ活かしてね」というメッセージです。私に万が一のことがあっても、美点を伝えるメッセージが残っていれば、今後の人生に活かしてもらえると思ったのです。読まれなかったり、伝わらなかったりする心配もありません。

 

家族の素敵なところを100個書きました

それぞれの誕生日に、バースデーカードとして、素敵なところを100個書いたメッセージを渡しました。夫には「ここに書いた子供たちの、良い所を伸ばす子育てをしてね」と頼みました。これで大丈夫!!思っていること、伝えたいことを、手渡したら、すごく安心しました。そして、何より、よく読んでくれました。熟読する娘。

カードを渡したら、とても喜んでくれ、照れながらも読んでくれました。大切に保管してくれているようです。私は伝えたいことがしっかり伝わって、大満足です。肩の荷が下りたような、ミッション完了した達成感があります。

 

100均で遺言用カードを選ぶコツ


結論は、寄せ書き用のカードがオススメです!たくさん書きたいことがあるので、バースデーカードでは面積が足りません。寄せ書き用だと、面積が広くて、たくさん書き込むことができます。長期保存するために、厚紙で丈夫にできていることも、ピッタリです。

 

相手の長所を100個書き出すコツ

100個は、思った以上に大変でした(笑)

コツ(1)とにかく、思いついたことをバーーーッと並べること

順番とか、同じような意味じゃない?とか、綺麗に整理して書こうと思うと、難しくなります。ほんの小さなことも、項目として書き出すのです。1つ書くと、関連したことがどんどん思い出されます。

コツ(2)周りの人から褒められたことを思い出す

たとえば、子供なら保育園の先生が褒めてくださったこと、夫なら会社で表彰を受けたことや、取引先との関係などを思い浮かべると書きやすかったです。

コツ(3)今だけの旬な出来事も、今ならでは

たとえば、3歳の息子には「トイレでおしっこできてすごいね」と書きました。息子が5歳になったら、当たり前のことになってしまい、本人も褒められて嬉しくないことになります。5歳の娘には「えんぴつのもちかたが、じょうずになったね」と書きました。小学生になったら、褒めるポイントではなくなるでしょうから、5歳の今だからこそ、書き加えました。

コツ(4)期限を決める

初めて100個考えるのは、結構大変でしたが、来年は今年の100個をもとに、少し変化を加えて、また渡そうと思っています。毎年バースデーカードで相手の長所を伝え続けたら、染み込んでいくんじゃないかな?と期待も込めて。誕生日という手渡す期限があると、100個もがんばって書き進められました。結婚記念日や、押田浩美さんのように卒業や入学、成人などのタイミングを狙うと、書くモチベーションがあがります。

100個はハードル高い!という方には、10個でも、3つでも、まずは伝えることをオススメします。どんなに相手を思っていても、自分の胸にしまったままで、相手に伝えなければ、ゼロ。でも、1つでも伝えれば、それは相手に届き、きっと宝物にしてくれます。

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