公務員 手当・休暇・人事制度

介護と仕事の両立セミナーを受けて

2017年9月28日

介護と仕事を両立させるためのセミナーを受けました。

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セミナー内容は2本立てでした。

(1)高齢化社会・介護制度・認知症に関する実例について(ニチイ学館)

(2)介護に関する人事労務制度について(人事制度担当者から)

 

受講した理由は、

キャリアコンサルタントとして、ぜひ知っておきたかったのと、

私の両親も70代。今は元気だけれど、遅かれ早かれ当事者になる介護問題。

まったく知識がないので、興味津々でした。

セミナーの内容をマインドマップにまとめました。

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一番の感想は「思ったほど怖くないな」です。

私がもともと抱いていた介護のイメージは、

「とにかくお金がかかる」「介護する側もされる側も、精神的・肉体的に辛い」でした。

ニチイ学館の方のお話では、超高齢化社会で、介護は身近な問題。

高齢者が高齢者を介護する「老老介護」は当たり前。

介護施設のスタッフ求人をかけると、応募者の中心は60代以降で、

40~50代の応募があると「若い!」という感覚なのだそうです。

お元気な80代から「介護のボランティアがしたい」という応募があるとのこと。

 

「認認介護」にんにんかいご、初めて知りました。

認知症の方が、認知症の方を介護することを「認認介護」というのだそう。

「遠隔介護」高齢者が遠方にいて、家族が時折通いながら介護をする形。

航空会社でも「介護帰省割引」があるのだそうです。

電気やガスの使用状況や、電気ポットから、見守りできるサービス。

クリーニングや宅急便で安否確認できるサービス。

様々な業種の企業が、介護のサポートサービスを提供していて、今後もさらに拡大するでしょう。

 

介護は突然来る。焦って仕事を辞めないこと。

セミナーで繰り返し伝えられたメッセージは、

「介護は突然来るけれど、焦って仕事を辞めないこと」でした。

ケガや病気によって、介護は突然来る。

「私が面倒を看なければ!」と焦って仕事を辞めるのが一番損なこと。

(1)自治体や地域包括支援センターに介護について相談すること。

(2)職場の人事担当者に、介護で使える制度について、確認すること。

一人で抱え込まず、(1)と(2)の相談で取れる対策を考えれば、仕事と介護の両立は可能。

モデル例も出されました。

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要介護2の母親を介護しながら、フルタイムの仕事と両立させている例です。

月額の自己負担金が2万円弱となっていました。

これを見たら、何とかなりそうだと安心しました。

キャリアコンサルティングの現場でも、

「育児と仕事の両立」「介護と仕事の両立」が大きなテーマです。

2時間のセミナー、大きな収穫でした。

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