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「アンガーマネジメント入門」をマインドマップにまとめました。

2017年9月10日

本と著者の情報:安藤俊介さん「アンガーマネジメント入門」

勝間和代さんが主宰する勝間塾の2017年9月の課題図書でした。

勝間塾では、ゲスト講師の講演を聞くこともできます。

今回のゲスト講師が、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会の代表理事である安藤俊介さんだったのです。

協会の理念は”怒りの連鎖を断ち切ろう”ですって。素晴らしいです。

HPから安藤さんの言葉を引用しますね。

”怒りの感情は水のように高いところから低いところへ流れます。立場の強い人から弱い人へと流れます。そして怒りの感情は身近な対象に程強くなります。あなたが強く怒る対象は必ずあなたの近くにあります。また、怒りは矛先を固定できない特徴もあるので、会社でもった怒りの感情は会社ではらすことなく家に持ち帰って家族に八つ当たりすることができます。

大人は社会でいろいろな怒りを受けます。どんなに正しく生きていたとしても怒りをもらうことはいくらでもあります。それを家庭に持ち帰り、夫は妻に、妻は夫に当たります。親は子どもに怒りを当て、当てられた子どもは学校に行って弱い子をいじめます。いじめられた子は家庭に持ち帰り親に当たり、当てられた親は会社に行き同僚や部下にあたり、あるいはお店に行って店員に当たり、当てられた店員は、、、

怒りは社会の中で延々と連鎖をしています。一番大きな理由は怒りの感情と上手に付き合う方法を知らないからです。アンガーマネジメントができれば、怒ったとしても人に当たらなくて済みます。アンガーマネジメントができる人は怒りを連鎖させません。”

アンガーマネジメント、言葉は知っていました。

”怒りをコントロールする”ことをイメージしていたのですが、違いました。

”正しく怒る”ことであり”怒りを連鎖させない表現する方法を学ぶ”でした。

アンガーマネジメントとは?

安藤俊介さんの「アンガーマネジメント入門」を2つに分解しました。

(1)「アンガー」怒りそのものについて知ること。

(2)「マネジメント」するための手法や知識。

EPSON MFP image

セントラルイメージを、上下に分け、

上段を(1)、下段を(2)に描き分けて、ブランチを伸ばしました。

怒り(アンガー)が示すものは何かを知り、怒りのレベルを自己採点することで、自分の怒り度を把握するのです。

怒っているか、怒っていないか、の2択(ゼロイチ)ではなく、怒りレベル0からレベル10に分けます。

これは、心理学ではスケーリングと呼ばれる手法。

コンディションを表現する上手なテクニックです。

自分の怒りを知ったら、マネジメントします。

怒りはプラスかマイナスか、プラスのエネルギーにできないか?

怒りの対象は、重要か重要でないか、変えられるか変えられないかで分類するのです。

例えば、私は昨日、小児科の受付の人にレベル7の怒りを感じました。

インフルエンザの予防接種や、子供の喘息薬をもらうために、仕事からダッシュで病院に行ったのですが、その日はたまたま医師の研究会で1時間早く診療を終える日だったのです。17時30分で受付終了と言われ、時計を見たら17時31分でした。いつもは18時30分まで受付なのに、事前に電話もしていたんだから知らせてくれたらよかったのに、仕事を早く片付けて頑張って来たのに、喘息薬がなくなって発作が起きたら夜間救急病院に行かなければならないし・・・などと考えたら、どっと疲れと怒りが湧いてきて、受付の人の対応にイライラして、きつい口調で「何とかなりませんか、1分」と詰め寄ってしまいました。でも、冷静になって考えれば、重要だけれども、診察終了時刻は私が変えられるものではありません。受付の人も時間を変える権限がないと分かったので、交渉するところではなかったんですね。次回はいつ受診できるのか、時間をしっかり確認するのが、解決志向でした。

早速実践「アンガーログ」をつけました。

アンガーログとは、私が、いつ、どこで、何に、どんな風に怒ったかの記録です。

アンガーログをつけると、自分の怒りの傾向を知ることができ、マネジメント法を見つけることに繋がります。

例えば・・・
「9月6日18時30分、近所の公園にて。夕食前に子供達を遊ばせていたら、同じ公園で遊んでいた親子連れが、お菓子を食べ始めました。我が子が、そのお菓子を欲しがり、食べている子供達に物欲しげに付きまといました。その光景をみて、ムカムカというレベル3の怒り。」
自分が怒りを感じた時、その場で、実況中継をするように、記録します。

「3コラム法」で言い換えてみます。

先ほどつけたアンガーログを「3コラム法」にあてはめます。

(1)はじめの思い

「(お菓子を食べる親子連れに対して)食べるなら、周りのことも考えて、見えない所で食べてよ!(我が子に)うちで何も食べさせていないみたいに、物欲しげにしないでよ。今お菓子食べたら、夕食食べなくなるでしょ。せっかく晩ご飯作ってるのに!(自分に)疲れてヘトヘトなのに、こんなことで時間食って、嫌になる!早く帰って、早く寝たい!」

(2)言い換え

「18:30他の家族も、うちの家族も、お腹すくよね。皆疲れているよね。私も子供達も、今日も一日、お疲れ様だわ!」

(3)行動をひとつだけ変える

「晩ご飯食べたら、子供達と一緒に、私もお菓子タイム楽しむ♪」(いつもは、栄養とか虫歯とか考えて、お菓子をあまり食べないようにと考えていたけど、それを変えてみた。)

「アンガーマネジメント」で変化したこと。

アンガーログをつけて、3コラム法で変えてみたら、私が楽になり、子供も喜びました。お菓子ごとき、重要でないこと。私が抱いていた怒りは、損なこと。こんな風に振り返れば簡単なことなのに、公園にいた時の私は、ムカムカに囚われて、全然気づかなかったんです(笑)アンガーマネジメント、面白いです。しばらくアンガーログ続けてみます。

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