結論:うらやましさと、情熱大陸を、探そう!
1 公務員の長所があれば、何をやっても成功できる!
会社員を経験して、公務員になり、自営業を始めた私だからこそ、「公務員の長所ってすごい!」と改めて思います。公務員の長所というのは・・・
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継続力:コツコツ地味な作業を続けられること
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情報収集力:根拠など情報を幅広く調べること
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論理性:筋道を立てて、誰もが納得が得られるように、考えられる
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コミュニケーション力:相手に分かりやすく説明すること
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差別のない公平性:誰にでも、公平に親切に接すること
趣味、ボランティア、起業、資格取得・・・何を始めても、どんな分野を目指しても、極める力をもっているんです。ポテンシャルが高いのです。自信もって大丈夫ですよ!
2 うらやましく思える人は、誰ですか?
「うらやましい」「嫉妬する」「私もああなりたい」「あこがれる!」誰かをみて、気持ちがザワザワする瞬間は、何かやりたい方向性を示す大事な情報です。メモして、集めてみましょう。
同期が昇進した、ザワザワ・・・昇進したい!?
FB投稿にいいねがたくさんつく友人をみて、うらやましい・・・いいねが欲しい?!
フルマラソン完走した知人をみて、すごい・・・走るの嫌いだけど?!
世間的には素晴らしいことでも、自分のうらやましいアンテナが反応しない瞬間もあります。恋人ができた、結婚した、出産した、旅行した、仕事が決まった、転職した、試験に合格した、子供が成長したなどなど。誰のどんな出来事に反応したか、反応しないか、自分を観察してみましょう。
うらやましいリストがたまってきたら、全体を眺めてみましょう。うらやましいことリストは、「私が次に叶えたいことリスト」です。
著名人など「あこがれる!」という人も、重要な情報。この人が出ているテレビは、つい見入っちゃう、この人の作品は欠かさずチェックしている、という人が大きなヒントです。憧れにも2種類あって、「代われるものなら代わりたい」と「ファンとして眺めるだけで十分」があります。
たとえば、私の場合、作家の山田詠美さんは30年来、大好きな方ですが、代わりたいのではなく、ファンとして眺めているだけで幸せです。同じく大好きな作家で中山庸子さんは「代われるものなら代わりたい」好きに入ります。教員から好きな仕事で独立され、自己啓発書を書くところ、2児のお母さんであることも憧れです。
他にも、私の憧れリストには、インタビュー力や知的な外見で小谷真生子さん。女性経営者で、文章や音声の発信が素敵な和田裕美さんが入っています。遠い憧れの存在がいると、普段の行動も決めやすくなります。
たとえば、15分ぽっかり時間が空いた時、憧れの人だったらどう行動するでしょう?
中山庸子さんなら? 近くの公園のベンチで手帳を開く。
今日の自分は、○○さん流の過ごし方をしようなどと、何かを始める行動につながったり、自分の枠を超えるキッカケになります。そして、憧れの存在がいると、行動基準がハッキリして、迷いやブレがなくなります。
3 憧れもザワザワも、感じない時は、危険信号
憧れとか、うらやましいとか、感じない、分からない時は、かなり危険信号です。心身ともに疲労がたまっている状態なので、まずは睡眠や休息、感情のリフレッシュをおすすめします。
というのも、公務員には、隠れた慢性的ストレスが多いんです。労働には、肉体労働・頭脳労働・感情労働という3要素があり、仕事によって割合が変わります。公務員の場合、住民対応ではクレームを避けるべく忍耐強い対応を求められ、災害時や有事には、自分や家族を守るより、行政マンとして滅私奉公せねばなりません。24時間365日「役所の人」とか「先生」とか「○○官」など役割を背負い、言葉も行動もブレーキがかかっている状態なのです。
たとえるなら、1日中、靴下を脱げない状態に似ています。感情が裸足になれないことで、慢性的に感情疲労がたまりやすいのです。簡単なリフレッシュ法としては、深呼吸、太陽や月を眺める、ストレッチ、公園・海・山など自然に触れる、泣ける映画や小説、思いっきり笑えるライブや動画を見るなどが、おすすめです。
4 「充実している時間」を増やす
ぶっちゃけて言うと、あなたが40才以上なら、新規のやりたいこと探しは要りません。40年以上生きてきたなら、たいていの興味あることは体験済みでしょう。もしくは「何か始めたい」ことの、始め方も、続け方も、知識があるでしょう。あとは行動に移すだけ、のはすです。
ではなぜ「何か始めたい」のか?
A 現状に満足していない
B このまま進んだときの将来が不安
どちらも、ギクっとしませんか?Aだけ、Bだけという人はいません。現状に満足できないから(A)、その延長線上にある将来も不安(B)なんです。
解決策はシンプルで「現状に満足できる時間を増やす」です。24時間ぜーーんぶ不満ではありませんよね。たとえば、現状が「2割不満・7割フツウ・1割満足」だったとします。これを「1割不満・7割フツウ・2割満足」に変化できれば、不満<満足となって、生活の満足度はものすごく上がります。満足の2倍不満だったのが、不満の2倍満足が増えるんです。イライラより、2倍ハッピーな瞬間があるって、素敵ですよね。
あなたの今日、満足だった時間って、どんな時間でしたか?満足した時間とは「情熱大陸が、あなたに密着取材しに来たら、撮影して欲しい場面」と考えたら、どうでしょう?
私の場合だと、子供に対して怒るときも、八つ当たりのように考えなしにガミガミいう場面は、取材NGです(笑)おなじ子供を怒るのでも、子供の話を十分聞いたうえで、言葉を選んで怒るなら、子供と真剣に向き合う姿として撮影OKとします。散らかった家の中を撮影して欲しくはないですが(笑)、毎日寝る前にリセット掃除する習慣を取材してくれるならOKです。・・・というように、撮影OKかどうかは、あなた自身の満足と不満の違いなのです。
もし、情熱大陸が24時間密着取材OKな自分になれたら、先ほどの、将来への不安はどうなりますか?きっと、不安はゼロではないでしょうが、自分に自信がつき、不安への対処法が見つかっているのではないでしょうか。昨日のスケジュールを見返したら、情熱大陸OKな時間はどのくらいあるでしょうか?密着取材されてもOKな自分に近づくために、今できることは何でしょう?
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