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手作り味噌と市販味噌:コストとリターンの比較。

2018年2月12日

建国記念日=手作り味噌の日

ここ数年、2月11日建国記念日が、「我が家の手作り味噌を仕込む日」になっています。年に1度作ってしまえば、あとは買う必要がないし、美味しいんですが・・・

味噌を仕込む作業が、とにかく面倒で、腰が重い。味噌づくりで一番大変な作業は、豆をつぶす作業なのですが、漬け物袋に入れて踏む、バーミックスやフードプロセッサーでつぶす、すり鉢でつぶすなど、選択肢がいくつかあります。正直、どれも一長一短で面倒くさい(笑)どれも大変だなと消極的に悩むのが嫌です。

もう一つ、苦手なのが、材料の仕入れです。

大量の大豆・麹・塩を用意すること。特に、麹を手に入れるのが大変です。

「自分でやらなくても良いことはやめよう」と心がけたいのに、味噌を作るのか?考えを整理するために、コストとリターンを比較してみます。

我が家の味噌消費量

味噌汁は、だいたい3日に2回の頻度でつくります。

毎回60gくらいの味噌を入れることから、ざっくり計算すると、

1日60g×月20日×12カ月=14.4kg(/年)

(1)市販の味噌を買った場合

私が作りたいのは、北海道産の大豆と麹の無添加味噌なので、

同じような商品 ↓こちら と比較してみます。

無添加味噌 北海道産

1kg880円の味噌を14.4kg買うと、12672円です。

750g入り÷60g=12.5回分。

だいたい20日に1回買う計算です。

(2)手続き味噌の場合

【コスト】

2017年実績:6780円(大豆と麹3kgずつ)+塩=7000円

出来上がり量=約10kg(1kg700円)

上の市販品1kg880円よりは、安く済みます。

【時間】

材料集め、計量:1時間

仕込み前日の豆の浸水や樽の準備:1時間

仕込み当日:5時間(豆を煮る、つぶす、混ぜる、詰める、後片付け)

見積り7時間。

(3)結論:市販味噌と手作り味噌のコストの比較

時間をかける分、コストが下がる、という単純な話でした。財布から出て行くお金は、手作りのほうが安いです。ただ、お金だけではなく、自分の労働時間、保管する場所、樽から小分けにする時間などを考えると・・・市販味噌のほうがリーズナブルです。

 

その他のメリット・デメリット

手作り味噌のメリットは、子供と一緒に作業できること。子供にとっては「親と一緒に粘土遊び」と変わらないのでしょう。味噌を作るプロセスが学べて、作った味噌を美味しく大切に頂くことが学べます。親子で、大変さも美味しさも共有できることが嬉しいです。

父と子で手作り味噌

父と子で手作り味噌

もう一つ、メリットがあります。手作り味噌は、市販味噌に比べて溶けやすいのです。味噌を溶く時間が短縮できます。1回あたり20秒くらい違うんですが、ほぼ毎日する作業ですから、積み重ねは大きいです。

デメリットは、自家製味噌の保存場所。味噌そのものも、味噌を食べ終えた後の樽や重石の保管場所が必要です。

よし決めた、味噌づくり、やめる!

ここまで書いて分かりました。私は「子供と一緒に味噌を作れる自分」が誇らしかったのです。そういうことを言うと、褒められる場所も多いので(笑)褒められる快感があります。そして子供に「味噌を作れる母ちゃんである」と記憶していて欲しかったのです。どちらにしても、そんな誇りは、ホコリと同じく、フーーーッと掃いて捨てる程度の小さなものです。

今回は「味噌を作らないと決めた自分」に誇りを持ちます!

ま、作りたくなったら、いつでも再開すればいいだけですものね。

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